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病と戦うあなたへ

(その2) 【食事、運動、睡眠】

健康を保つために、あるいは健康を取り戻すために必要なことは、正しい食事、適度な運動、適度な休息(睡眠)です。これらを守れるならば、あるいは実行していけばほとんどの病は癒されていくはずです。そして必ず健康体を取り戻せるはずです。

1.食事について

食事は毎日のことですから、また毎日3度食べるわけですから、これらに気をつけるだけで良きにつけ悪しきにつけ身体には相当の変化が現れて来る者です。

私の基本的な考えは、「何でもバランスよく適度に食べる」というものです。

それでは、自分が日頃どんなものをどれだけ食べているか?ちょっと考えてみてください。

さて、だいたいは分かるかも知れませんが、一度一日の食事内容をメモに一つ残らず書き残してみてください。口に入れた物は一つ残らずですよ。できればそれを一週間続けてみてください。そうすると自分の日頃の食事の傾向と量がよく分かるはずです。まずは己を知るところから始めてみましょう。

“意識してなかったけど3食以外の間食が多いわねえ!”とか、“あらまあ、脂っこいものが多いわねえ!”とか…。また、食事の時間帯も記しておくと、特に朝・昼・夜のいずれに多食する傾向にあるかが一目瞭然です。そういったことを知ることで、自分が改善しなければならない点が見えてくるはずです。

例えば、週の内四日間は肉を食べている人は、その内一日はお魚に換えてみましょう。また一日に二・三本の缶コーヒーなどを飲む人は、その内一本はお茶などに換えてみましょう。また、夜に多食傾向にある人は、もしくは朝はほとんど食事をしないという人は、夜の分を朝に回して、例えばバナナか牛乳一本だけでも食べてから一日を始めましょう。

食べないでダイエットをしようとするのは間違いだと思います。三食をバランスよくしっかり食べて、その中で工夫をしながら食事を楽しみながら生活を送るようにしましょう。絶対に食事を軽く見てはいけませんよ。

2.運動について

人間は動物ですから基本的に身体を動かさなければいけないようになっています。
でもジムに通うとか、あらためて何か運動を始めようとしてもたいそうでなかなか気が乗らないという方も多いでしょう。でもそんなことをしなくても日常の生活の中で十分に工夫次第で運動はできるものです。椅子に座っていても、テレビを見ながら横になっていても、また通勤の途中でもできることはあるはずです。よく言われている「ながら運動」ですね。やるかやらないかは本人次第です。健康になるために面倒くさいとかは言っておれません。本当に健康になりたければ意識をしてやってください。

また今病院に入院されている方、自宅介護をお受けになられている方もおられると思います。その中にはベッドに寝たきりの方もあると思いますが、そういう方は少しずつ動かせる所から始めてみましょう。

手の指は動きますか?動くものはすべて動かせてみてください。それでは次は肘を曲げてみてください。足の指は動きますか?もし動かせなくともあせらなくて良いです。膝は少しくらい曲げられますか?動くところから始めましょう。今ある機能をできるだけ低下させないことが大切です。
またたとえ動かなくても動かそうと意識するだけでもよいと思います。そうです、動かそうと意識することが大切です。

3.休息(睡眠)について

人生3分の1は眠っていると言われます。質の良い睡眠を取ることは健康にとってとても大切なことです。睡眠時間は長くても短くてもダメだとも言われています。平均7時間程度の睡眠時間がよいようですが、しかしこれらには個人差があります。時間の長さだけではそれらの適否を計ることはできないようです。要するに、すぐ眠れる、ぐっすり眠れる、すっきり目覚めるというのが大事です。

漢方的な考えでは、人間は自然のリズムの中で生き、またその自然の影響を受けながら体調を維持しています。当然ながら四季の移り変わりや1日のうちでも昼夜によって体調も変化しているわけです。昼は働き夜は眠る。それが人間にとっても自然のリズムなのです。ですから夜はできるだけその日の内に眠ることが大切です。
同じ時間だけ眠ったとしても午前0時を境にして、それより前に寝るのかそれより後に寝るのかによって身体の疲れの快復力にも差が出てきます。現代医学においても午前0時から1時頃に深く眠ることがホルモンの分泌などにも関係し健康にとって大切なことだとされています。
まさに早寝早起きは健康のリズムそのものと言えますね。多忙な現代人には難しいことかも知れませんが、とにかく工夫をして時間を価値的に使いながら質の良い眠りをとるように心がけてくださいね。


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