気と経絡について
◆ 気とイメージ力
気には外邪から身を護ったり、身体を暖めたり、身体を栄養するという作用があります。
昔、ある修行者が燃えさかる火や太陽をイメージすることで、寒さから身を護ったという話を聞いたことがあります。また我々も治療を行う時に、心に円い物を描くと暖かな気持ちの良い気が出て、心に角張った物を描くと冷たいいやな気が出ると言われています。これらはまさしく心にイメージすることで気が働くことを示しています。
皆さん、好きな人と一緒にいると楽しいものですよね。肩を組んだり、手を繋いだり、さぞかし心はドキドキ・ワクワク、気の交流も始まり全身の気の巡りもフル回転かも知れませんね。でも、どうでしょう。嫌いな人が側にいるだけで気分は悪くなり、その人に触れられたりしたくらいには、“ゲェー、止めて…”、鳥肌(関西では、サブイボ)が立つことでしょう。これは毛を逆立ててでも、相手の気を拒絶しようという防衛反応なのです。
そうです。心がどうあるかによって気の働きも大きく変わるのです。できるだけゆったりと、そして良いイメージを描くことが健康を保つには大切なようです。
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■脉診流(みゃくしんりゅう)
『小林鍼灸院』
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